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ペルシャ絨毯のお取り扱いについて |
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手織絨毯、それは堅牢で丈夫、そして美術品としての価値を併せ持ち、その管理の方法で数年はもとより代々にわたりご愛用いただける生涯商品です。
末永くご愛用して頂くためには、信頼できる専門家による高度なメンテナンス技術が必要になります。
あらゆる分野における経験と知識が豊富な、第一級スペシャリストが、お客様のご要望に応えできるように、日々研鑽しております。
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日常的なお取り扱い方法 |
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手織り絨毯は非常にデリケ−トな商品なので、水や液体に濡れると風合いが低下したり
色落ちしたりする事があります。 |
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絨毯に染まったシミ、汚れは取れないことがあります。 |
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ペット等の尿に染まった黄色や臭いは、完全に消せない場合があります。なるべく急いで専門店までご相談下さい。 |
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湿気の多い所や水のかかる所に敷くことを避けて下さい。 |
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絨毯は、高温多湿を嫌います。晴天時には、外気を部屋に通して下さい。
特に、機密性の高い鉄筋コンクリ−ト住宅などは湿気が篭りやすいため、ご注意下さい。 |
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日のあたる所では色やけする事があります。 |
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水をこぼした場合は、乾いた布か、かたく絞った布で、表面と裏面の水分を拭きとり、しっか
り乾かして下さい。
色おちや色なき等している場合、急いで専門店までご相談下さい。 |
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天然繊維ですので、虫食いの恐れがあります。ご注意下さい。 |
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新しいウールの絨毯は、余分な毛(無駄毛)が多少とれますが、心配にはおよびません。
約一ヶ月位でなくなり、本来の美しい色艶が出てきます。 |
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お掃除は、絨毯の毛並みに沿って、電気掃除機やホウキなどで埃や塵を除いて下さい。
電気掃除機を使用する場合は、絨毯の房(フリンジ)を掃除機に巻き込まないようにご注意下さい。
フリンジの糸のヨリがほどけて房が弱くなります。 |
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裏面の溜まる砂のような固形状の埃が織り糸を傷つけないために、絨毯の裏面を掃除して下さい。 |
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絨毯の上に家具などの足が掛かる場合は、絨毯が傷まないように家具の足にフェルト等
で カバーすることをお勧めします。 |
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スベリやすい所でのご使用には、スベリ止めの併用をおすすめします。 |
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日本には湿気が多い為、絨毯の地組織(縦糸・横糸)のダメージが生じるおそれがあり、地組織を良い状態に保つため、また掃除機で処理できない塵やホコリ、防虫のためにも約4年に一度必ずクリーニングが必要です。 |
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カーペットをドライクリーニング(シャンプー洗い、スチーム洗い)する事が、適切な方法ではありません。
ドライクリーニングで使った洗剤が絨毯に残っていると、縦糸・横糸のトラブルの原因になり、絨毯の色が変色してしまう事があります。 |
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クリーニング・メンテナンスをされる場合は、専門店までご相談下さい。
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